市議会報告
■9月議会(第281回定例会)8/29〜9/20 (23日間)
◎ 概要
主な議案は以下の通り。
・平成16年度企業会計の決算報告、
・平成17年度補正予算、
・指定管理者制度に伴う公的施設の条例改正
平成17年度補正予算の主な内容
・バス停留所ベンチ … 6,000千円
・し尿処理施設関連 … 55,200千円
・アスベスト調査費 … 3,000千円
・有害鳥獣防除対策 … 3,000千円
・道路新設改良工事 … 105,000千円
・城山公園周辺整備 … 18,000千円
合計(その他を含む) 253,512千円
◎ 所感
・ニュータウンの方から要望の多かったバス停のベンチ(5月頃撤去された)の内、1/3にあたる40脚が
予算化され、固定式のベンチが設置されます。本当に困っている市民の声を市政に届けられるよう 頑張ります。
・今回、水道と市民病院の決算報告を常任委員会で精査しました。従来は一通りの説明だけだったの
で、企業会計の確認として良い風潮と思います。
・指定管理者制度はまさに「官から民」の制度なのですが、公の施設25件中、公募は3件だけで、半分
は直営のままです。また、指名にて委託する方式に、シルバー人材が多数入っている点を指摘しま した。シルバー人材への業務確保政策は理解できますが、指定管理者として妥当か疑問だからで す。今回は指摘に止め、3年後に見直しまで様子を見ることになりました。
※指定管理者制度:公的施設を民間やNPO法人などの選定業者・団体に委託する制度(H18年4月
より実施予定)
■8〜9月の活動
◎ 委員会
_8/25(木)総務財政常任委員会
_8/25(木)文化センター新庁舎特別委員会
_9/_2(金)健康福祉審議会
_9/_5(月)総務財政常任委員会
◎ 行事出席
_8/19(金) 駅前棟事前見学会(6F)
_8/26(金) 駅前棟事前見学会(1〜5F)
_9/13(火) 駅前棟竣工式
_9/15(木) 駅前棟グランドオープン
駅前観光案内所移設オープン
まちづくり協働センターオープン
_9/16(金) プレ国体(軟式野球)開会式
市民相談
日頃困っていることや、わからないことはありませんか?
最近お受けしたご相談を紹介いたします。
・道路がカマボコ状で自動車の入庫時に車の底をする。また、反対側は1m位の段差のため、落ちそうに
なる。
→道路補正と路肩補強を実施予定。
・新三田付近の176号線交差点で右折時危険。
→右折信号と右折帯の設置を検討する。
・三菱電機前の歩道が暗いため、雨の降る夜、横断歩道上で交通事故発生。
→横断歩道を照らす照明灯を設置(済)
・9/20に開通した三輪−石名線と本町商店街との交差点は、信号機がなく、幹線側が一旦停止での開通
となりました。
→危険を訴え続け、県公安委員会に現地を見てもらい、近々の信号機設置となりました。
他に、
・図書館の開館時間。
・閉架(倉庫)図書が借りにくい。
・街灯がなく道が暗い。
・住民票等の自動交付機が市民センターにない。
・ボランティアをするときの車の保険は?
等々
小さなことでもかまいません。少しでもお役に立てるよう頑張りますので、ご質問・ご要望など、
お気軽にご相談ください。
調査報告
■市行政経営戦略プラン(四日市市)
◎ 概要
従来、公的機関は予算積上げし、年度予算を枠取りして余ることなく使い切ることが、よく計画された
組織と見られていたわけです。
赤字になれば、公債を発行して補います。
国や県の補助金をもらえる事業を優先し、市民の真の要望より、多くの予算枠を確保し、使い切る
方式です。これが無駄のもとです。
今回、調査した四日市市は、財源配分方式で
財源総額−必要経費=枠配分経費
この枠配分経費を、各部局の事業計画に基づき配分し、人件費や一般経費として、各部局で責任と
自覚で経営する方式です。
感心したのは、事業計画の目標と結果を定量化し、経過を文書で記述した決算書をもとに、議会で
論じられる点と、努力して予算を残せばしっかりと評価される仕組みである点です。
これらの情報はホームページや文書で公開されており、市民も具体的に何にお金を使ったか、わか
りやすい、とのことでした。
三田市も定量的目標をもって、しっかりと計画・評価できるよう働きかけます。
行事紹介
◇〔第29回全国育樹祭〕〔三田市育樹祭〕開催
第29回全国育樹祭が、10月29日・30日、三田市育樹祭が11月6日に開催されます
国民的な緑の二大行事として、<全国植樹祭>とともに昭和52より毎年秋に開催されています
〔育樹祭〕の趣旨は、<植樹祭>で天皇皇后両陛下がお手植された樹木を、〔育樹祭〕で皇族(今回は皇太
子殿下の予定)にお手入して頂くほか、参加者による育樹作業などを通じて、植林の重要性や森林に対す る意識を醸成し、活力ある森林育成の気運を図るとともに、次世代への連帯性を深めることです。
兵庫県では過去に<全国植樹祭>が昭和29年に第5回:神戸市垂水区と平成6年に第45回:美方郡村岡
町の2回、開催されました。
今年の〔育樹祭〕は、10月29日(土)に第5回全国植樹祭が開催された神戸市垂水区会場でお手入行事、翌
30日(日) に三田市尼寺地区「県立有馬富士公園」で式典が参加予定者数7千人により行われます。
三田市では、さまざまな準備が進められており、特に大勢の人達を安全に運ぶ道路整備が急ピッチで進ん
でいます。
又、全国育樹祭の1週間後、11月6日、同じ場所にて三田市主催の〔三田市育樹祭〕が開催され、市の式
典の後、ステージ行事や観察会が行われます。
さらに、その式典会場の跡地利用として、「三田市立人と自然の共生センター」との名称で、緑化活動の紹
介や地域コミュニティーの場として建設が計画されています。建築材料に地元木材を使用する「木の香るま ちづくり」事業の一環です。
ぜひ、ご参加下さい。
びとう和広後援会より
後援会会員の皆様方には、日頃より力強いご支援・ご協力を賜り、誠に有難うございます。心より厚く御礼申し
上げます。
『びとう和広』 は、新人議員として、皆様の声を市政に届けるように、精一杯頑張っております。
皆様の声をお聞きし、皆様方のご期待にそえるよう、何事にも精進する決意ですので、旧倍のご指導・ご鞭撻を
よろしくお願い申し上げます。
びとう和広後援会 会長 : 長谷川 満敏
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