びとう和広後援会ニュース     2006年1月1日発行  第9号  新年号

  「安心・安全」で「活気・活力」のある
「元気なまち・三田」めざして!   


新年あけまして、
おめでとうございます。

       皆様にはご健勝にて新年を迎えられましたこととお慶び申し上げます。日頃より、皆様の力強いご支援・ご
      協力をいただいておりますことに、改めて御礼申し上げます。
      市政の場に送り出して頂いてから1年経ち、議員として2回目の新年を迎えることが出来ました。
      昨年を表す文字は「愛」でしたが、国政では9月11日の衆議院選挙の自民大勝で、いよいよ増税を含む国民
      へのシワヨセ政治がまかり通ろうとしています。JR事故・アスベスト・構造設計偽造・インフルエンザ・そして子
      どもを狙ったいろいろな事件と、社会不安が増長した年でもありました。
      三田市におきましても、決して他人事ではなく、気を引き締めた市政運営が求められています。
      5月にウッディタウン市民センター、9月に待望の三田駅前商業棟が完成し、また、10月には第29回全国育
      樹祭が盛大に開催されました。関連した道路も整備され、まさに、成長から成熟への転換を感じさせます。し
      かし、内外の不正事件を起こす体質をみて、ますます、私たち議会の、そして市民のチェックの重要さを痛感
      しているところです。皆様とともに、大切な税金の使い道を、民間の感性で徹底追求したい、と考えています。
      
      本年も、市民サービスの一層の向上、「安心・安全」、「活気・活力」の元気なまちづくりに向け、力一杯頑張っ
      て参ります。皆様の、変わらぬご支援を、よろしくお願いいたします。



全国育樹祭
皇太子殿下が少年団に近寄り
声をかけられました
育樹祭の式典会場。
藍中のマーチングバンド。
7千人の前で堂々と演奏!
育樹祭式典後の記念植樹。
この苗が大きな樹木になる
よう、環境推進頑張ります
マスターズのトップランナー
今回は韓国の招待選手でした。
とても寒く、雪の影響もあり、
記録的には厳しかったようです。
準備や支援された方々のおかげで
無事に終えることが出来ました。
マスターズのゴールです。
役員として参加しました。



  議会活動報告

    ■平成16年度決算特別委員会 11/18〜11/20
    ◎ 概要
        主な指摘は以下の通り。
        ・経常収支比率90.4%、公債比率15.7%は、市財政の危機である。中長期財政計画の抜本的見直しと、 
         徹底した事務事業の見直しによる効率化を定着させること。
        ・今後の急激な少子高齢化社会に向けて、生活習慣病の予防・介護予防の強化、地域福祉コーディネー
         ターの配置など、地域における細やかな相談・見守りへの傾注を図ること。
        ・放課後の児童安全のためにも、放課後児童クラブだけでなく、子どもの居場所づくり、全児童対象活動
         にも積極的に取り組むこと。

    ■12月議会(第283回定例会)11/30〜12/20
    ◎ 概要
       今回は、人事案件と補正予算が中心。
       ・補正予算は職員給与・配置見直しの処理。
       ・駅前再開発の基金設置。

    ◎ 一般質問
        ○今回、会派(民主市民連合)を代表して質問に立ちました。
         @民間手法(市民満足・原価意識・監査体制)から見た財政健全化対策

         <市回答>都市経営システムを中心に、確実に行財政改革を進めていく。その際、議会や委員会・パ 
                ブリックコメントにより市民満足度をしっかりと把握するとともに、市民に分かり易い資料を心
                がけ、確認しながら財政健全化をめざして行く。

         A若者定着のための正規雇用拡大対策

         <市回答>市の将来に、若者を含め働く場はとても重要であると認識している。今後、積極的に産業活
                性化、企業誘致を図って行く。

        ○駅前商業棟の運営管理会社である第3セクター「地域振興株式会社」の資金運用疑惑が指摘され、議
          会と市当局それぞれの調査特別委員会が設置されました。

          ■10〜12月の活動
           ◎ 委員会
               10/_4(火)健康福祉審議会(介護保険見直し)
               10/11(月)総務財政常任委員会−四日市市視察
               10/26(水)文化センター新庁舎特別委員会
               11/_1(火)経済建設常任委員会
               11/29(火)健康福祉審議会(介護予防への取組)
               12/22(木)経済建設常任委員会(姉歯関連)

           ◎ 行事出席
               10/30(日)第29会全国育樹祭式典(尼寺)
               11/_5(土)農業祭(11/_6市育樹祭は雨天中止)
               12/18(日)マスターズマラソン
     


  調査報告

今回は、三田市の抱える人口問題を分析してみました。  

■三田市の人口問題
全国的にも人口減少時代を迎え、それに伴う少子高齢化はこれからの社会の根幹の問題です。年金・介護・医療を始
め税制に至るまで、従来の制度そのものの見直しが必要になるからです。
三田市は国や県と異なり、40〜50代とその子どもの10代が多いのに対し、20〜30代とその子どもが少なく、若者の三
田定着が課題です。
(図1:年齢別人口割合―市・県・国比較―参照)

三田市は1988年から10年間「人口増加率日本一」で成長しましたが、2000年ごろから横ばいとなり、ついに減少期を迎
えようとしています。成長期に建築した学校・施設は、今から支払いのピークを迎えるため、一気に財政状況が悪くなっ
てしまいます。
そこで、人口問題が関係してきます。
 三田市人口増加のほとんどは、30〜40代の核家族がニュータウンに転入したものです。その先頭は、団塊の世代と
言われる戦後生まれです。

下の図を見てください。(図2:三田市人口−年齢別推移(1985年-2005年))まるで津波のように、高齢化が進むことが
よくわかります。この団塊の世代の方々は2007年以降に60歳を迎えられます。そのため、今まで市税納税の中心の
方々が定年退職され、年金生活に移行されるので、市税そのものが急激に減ることが予想されます。
また、近年生まれてくる子どもの減少が見て取れます。その原因は20代と30台前半の人口減少です。三田で育った子
が三田から大阪・神戸・そして関東へと出て行きます。三田市が成長期のように転入する人口でカバーされません。
この若者が三田に住み、三田で働き、安心して子育てができる環境作りこそが、今の三田において最重要課題と考え
ているのです。
少子高齢化は三田のような急激に発展した街こそ、深刻な問題なのです。正規雇用を拡大し、三田の住環境を整え、
魅力あるまちづくりを進めるとともに、いろいろな制度を見直し、本当の安心の仕組みを作っていかねばならないと考え
ています。





 市民相談
         
日頃困っていることや、わからないことはありませんか?
最近お受けしたご相談に、よくわからない請求・訴訟・メールについての対処法がありました。消費生活相談センターで
対策を聞いて参りました。

1.個人情報は漏らさない。
    フィッシング詐欺と呼ばれるタイプで、
        @ハガキ(請求書や訴訟で訴えられたなど)
        Aメール「トラブルが発生したので、個人情報を入力して下さい。」「このたびはご入会ありがとうございま
          した。覚えがない場合は、お手数ですが、解除手続きをお願いいたします。」など

        これらは、個人情報を聞き出し、名簿登録するための手段です。落ち着いて、無視し、決して応答しない 
        ようにしましょう。
 
       不安な方は三田駅前一番館キッピーモール5階「消費生活相談センター」079-559-5059か、
       近畿経済産業局消費者相談室(http://www.meti.go.jp/電話06-6966-6028)にご確認下さい。

2.迷惑メールは対応しない。
    題名に「未承諾広告※」の表示のない広告や本文中に氏名・住所等の記載のない広告メールを受けた場合、 
    (財)日本データ通信協会に設置された「迷惑メール相談センター」に情報提供しましょう。
                                         (http://www.dekyo.or.jp/電話03-5815-7201)
    迷惑メールを受けないために、以下のような対策もあります。
        @長く複雑なメールアドレスにする。
        A指定したドメインやアドレスのみ受信に設定。
        B必要以上にアドレスを人に漏らさない。
               (ホームページのバナーをクリックするだけでも知られる場合がありますので要注意)
 



  今年の行事・事業紹介

  <びとう後援会>
      1月30日:市政報告会(三菱電機三田:食堂にて)
      3月31日:平成18年度後援会総会

  <三田市の行事・事業>
      1月 「まちづくり交付金」制度を活用した事業 市営住宅「南が丘団地」建替え着工
      4月〜高齢者大学ウッディタウン校開校
      4月〜天神住宅区画一部供用開始  天神−西山線 開通
      4月〜三輪−石名線、公会堂・赤坂苑跡まで延長
      3月中に本町商店街との交差点に信号設置
      4月〜(仮称)北摂12号(けやき台)公園供用
      5月頃 市内社会福祉法人等に委託   障害児タイムケア事業
      9月 まちづくり協働センター、一周年記念事業
      10月 電子入札の実施
      10月 のじぎく兵庫国体(第61回国民体育大会)
          6日〜10日 ハンドボール
          6日〜9日  軟式野球
      秋頃 (仮称)人と自然の共生センター供用開始
      年内 (仮称)新環境センター着工

      なお、総合文化センターは平成19年秋目標、新庁舎は21年秋目標で事業が進んでいます。

まだまだ、新規事業を抱えながら、財政緊迫時代を迎える三田市です。一つ一つの事業に、しっかりとした目的・指標・
目標を持ち、成果を把握しながら市政運営に当たるべき、と訴え続けています。市民満足の把握・職員全体の原価意
識定着・しっかりとしたチェック機能のある監査体制を持って、確実に進めていくとき、と考えています。

皆様のご意見・ご要望をお聞かせ下さい。

  


 びとう和広後援会より

     新年あけましておめでとうございます。

   後援会会員の皆様方には、日頃より力強いご支援・ご協力を賜り、誠に有難うございます。心より厚く御礼申し上
げます。 

『びとう和広』 は、議員になって一年、一通りの行事を経験して、やっと地に足をつけた活動ができるまでに、成長しつ
つあると感じております。昨年末には、後援会幹事・運動員の方々により、後援会会員全戸へのニュース手配布を実
施していただきました。ご協力ありがとうございました。『びとう和広』 は、皆様の声をお聞きし、皆様方のご期待にそえ
るよう、何事にも一生懸命精進するとの決意で活動を進めて参ります。

本年も、旧倍のご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします


                                            びとう和広後援会 会長 : 長谷川 満敏





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